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建通新聞社四国
2013/09/20

【愛媛】総合コミセン設備更新、設計を年度内に

 松山市は、総合コミュニティセンターの空調設備や高圧受変電設備などを更新するため、2013年度に実施設計を外注する。委託費4230万円を9月補正予算案に計上した。予算が承認されれば外注に向け諸手続きに入る方針。
 コミセンは体育館棟、研修棟、企画展示棟の3棟で構成されており、10年に建築物・設備などを診断した結果、建築設備の大規模改修が必要と診断されており、リスクの軽減、設備のコンパクト化、コスト低減などを目的に設備改修を計画している。対象は受変電設備、中央監視装置、空調設備、給排水設備、消火設備など。
 14年度から更新設備のうち空調設備や高圧受変電設備を先行させる方針で、17年の国体で使用される体育館棟に着手。他棟は15年度以降となる。12年度には建築設備などの改修に伴う基本設計を桂設計(本社・東京都)で実施した。
 各棟の規模は体育館棟が地下2階地上3階建て延べ1万3979平方b、1984年竣工。体育館の他、温水プールがある。
 研修棟が地下2階地上3階建て延べ2万3320平方b、86年竣工。研修会議室、キャメリアホール、図書館、こども館、コスモシアターがある。
 企画展示棟が地下2階地上4階建て延べ1万0569平方b、87年竣工。企画展示ホールの他、駐車場。
 構造はいずれも鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の混構造。場所は湊町7。