県農林水産部農林水産政策課は、本年度で「(仮称)千葉県農林水産業振興計画」を策定する。このほど計画原案がまとまり、18日に開いた(仮称)千葉県農林水産業振興計画に係る懇談会(座長・大江靖雄千葉大学大学院園芸学研究科教授、委員11人)に原案を提示し、懇談会の意見を求めた。原案は、8月に開催した第1回懇談会での意見を踏まえ、事務局がまとめた。
同計画は、現計画が2013年度で終了することから、14年度をスタートとする新たな計画を策定するもの。計画期間は17年度までの4年間。
原案では、生産分野で園芸、農産、畜産、森林・林業、水産の5項目、戦略的分野で販売促進、6次産業化、食の安全・安心、試験研究の充実、担い手の育成、基盤整備促進、耕作放棄地・有害鳥獣対策、農山漁村の活性化の8項目の合計13項目からなる戦略と施策の展開方向を示した。