日本工業経済新聞社(群馬)
2013/09/18
【群馬】小学校のトイレプロジェクト始動 伊勢崎市
伊勢崎市は来年度からの小学校トイレ改修へ向け、12校の実施設計を2分割して下田設計(伊勢崎市)と零設計(伊勢崎市)に委託した。
小学校24校のうち、本年度に設計をするのは南小、三郷小、名和小、豊受小、北第二小、宮郷第二小、赤堀小、赤堀南小、あずま小、あずま南小、境采女小、境剛志小の12校。
来年度は残る12校(北小、殖蓮小、茂呂小、宮郷小、殖蓮第二小、広瀬小、坂東小、赤堀東小、あずま北小、境小、境島小、境東小)の設計を委託し、2015年度に改修工事を実施するスケジュール。
学校トイレの改修計画は、『いせさきトイレピカピカプロジェクト〜トイレ発!心を磨く学校づくり〜』と題して、臭い・汚い・暗いの学校トイレ3Kからの脱却を目指す。
改修工事の内容としては、乾式の床へ変更し変更するとともに、便器は基本洋式へと変更するが、選べるトイレとして、和式トイレ1基も設置する。男子小便器は壁掛けストールとし、汚れや臭いを防ぐ汚垂石を整備。節水型便器の導入により維持費の軽減につなげ、トイレブースを改修してプライバシーの保護に努める。手洗い場では、より明るい雰囲気や清潔感を創出するよう改修し、1階には多機能な洗浄便座トイレを男女各1カ所設置する。