建通新聞社
2013/09/10
【大阪】吹田市新佐竹台PFI 14年1月に公告か
吹田市は、PFI(BT)方式を採用した(仮称)市営新佐竹台住宅集約建て替え事業の選定業務を10月中にも外注、同月下旬〜11月上旬に実施方針を公表する。今後は2014年1月にも公告。選定期間として10カ月を見込んでおり、12月議会を経て15年1月に事業者が決まる見通しだ。
9月補正予算案において、事業費に13〜17年度の債務負担行為として46億7307万円、事業者選定業務委託費に単年度予算として207万円を盛り込んだ。
計画では、老朽化した津雲台第1住宅、佐竹台住宅、岸部北住宅、日の出住宅、豊津住宅T2棟を建て替えるに当たって、新市営住宅を旧大阪府住宅供給公社住宅の跡地約1万0540平方bに建設。その後、住宅の所有権を市に移転する。
新市営住宅の規模は鉄筋コンクリート造またはプレキャストコンクリート造で8〜15階建て。総戸数は240戸で、延べ床面積は最大1万5000平方bを想定している。建設地は吹田市佐竹台2ノ25ノ2。
また、今回の事業者選定に当たっては、建て替えにより廃止となる津雲台第1住宅、佐竹台住宅、岸部北住宅の跡地開発が事業から除外される。
同事業は12年7月の入札公告後、応募した1グループの入札参加資格確認審査で、入札参加資格を満たすことができなかったため、手続きが中断していた。