日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/09/04
【埼玉】越谷市建設業協会らが竜巻被害で復旧作業
越谷市建設業協会(山崎守会長=山ア建設且ミ長)は、越谷市内で2日の午後に発生した竜巻による道路がれき除去などを中心とした復旧作業に越谷市からの応援要請を受け、同日午後4時ごろから取りかかった。
中でも、被害が特に甚大だった新方川の大杉橋付近と北陽中学校前の道路復旧に、山ア建設梶E勢力建設梶A鰍ウいたま資材などの建設業者が出動し、市西部の砂原地区では蒲髢リ組が復旧作業にあたった。
「昨日から一睡もしていない」と言う勢力建設鰍フ三木勉社長は、「台風はそれなりに予測がつくが、竜巻は突然に発生するため恐怖感が強い。昨日から、大杉橋の道路に散乱する瓦のがれきや、倒れた電柱などの復旧にあたり、通行止めだった道路が先ほど開通したところです。作業中の北陽中学校の前の道路には、屋根の鉄骨材がどこからか降ってきました。竜巻の復旧作業は初めての体験で、被害の大きさに驚いています」と徹夜作業で緊張感が取れないようすだった。
また、被害が甚大だった2カ所のほかにも、あちらこちらで電柱がなぎ倒され、屋根瓦が飛んでいる家屋が数多く見かけられた。越谷市では、早急に被害の調査を取りまとめている。