静岡県は、災害時に拠点として機能する県有施設のうち、下田総合庁舎など10数施設の対津波安全性診断業務を静岡県建築士事務所協会に委託した。
対象は、第4次地震被害想定で津波浸水深が2b以上となる地域に立地する施設。
診断業務は、構造計算を行うなど耐震診断と同様に、津波が来た場合に建物が倒れないか、横ずれしないか、壁の耐力度はどうかなど診断することが中心となる。
県では、出来るだけ早く診断を行い、可能であれば年内に診断結果を見て、対象となる施設を絞り込み、2014年度当初予算案に対策費の計上を目指すとしている。
(2013/9/2)
建通新聞社 静岡支社