建通新聞社
2013/08/30
【大阪】建替に切替え老朽解消 大阪市営神崎橋住宅
大阪市都市整備局は、淀川区加島1丁目の神崎橋住宅1号館について、維持管理とする現ストック活用手法を建て替えに切り替え、老朽化解消を図る考えだ。来秋までに実施設計を作成し、2014年度にも工事を発注する。実施設計の受託者は簡易プロポーザルで遠藤剛生建築設計事務所(大阪市北区)に選定済み。
同住宅1号館は、1970年に完成した2棟併設による市営住宅で、既存規模は鉄筋コンクリート造8階建て延べ8311平方b。現在の管理戸数は208戸で、建て替える新住棟も同程度の配置戸数を検討する。
また、構造や規模は今後の検討となるが、高層化により余剰地を生み出すことも視野に入れている。余剰地は売却などで活用するもよう。
今後は実施設計と並行して、住民への説明を行いながら、着工時期など建て替えスケジュールを固め、2014年度以降の着工に備えたいとしている。
建設地は大阪市淀川区加島4ノ19ノ1で十三筋沿い、ヤマダ電機テックランド淀川店の東隣。現地での建て替えとなる。