木更津市は、29日開会の9月定例市議会に上程する補正予算案の内容を公表した。一般会計補正予算は3億1819万円を追加し、同予算案の中で庁舎整備等アドバイザリー業務等実施事業に3070万円を計上した。アドバイザリー業務等実施事業は期間が14年度にかかるため、3000万円について繰越明許費を設定した。
庁舎はPFI(BTO)方式により現在地での建て替えを予定している。16年度の供用開始が目標で、最短の場合の事業スケジュールは、予算可決後、アドバイザリー業務を委託し、10月末に実施方針を公表。12月議会で事業費の債務負担行為を設定した後、一般競争入札を公告し、4月末に落札者を決定し、その後、5月に仮契約を締結し、6月議会での契約承認を目指す。さらに15年度に本体に着工し、15〜16年度の2か年で建設し、16年度内の竣工を予定する。また、既存庁舎の解体工事や外構工事は16〜17年度の2か年で実施する計画。