建通新聞社四国
2013/08/27
【高知】黒潮町などのメガソーラー事業者公募
高知県林業振興・環境部は、「こうち型地域還流再エネ事業スキーム」として、黒潮町と日高村にメガソーラーを建設するため、それぞれ9月中にも発電事業会社の設立運営や発電事業の実施に携わる民間パートナー事業者を公募型プロポーザル方式で公告する。
参加資格は、単体企業なら高知県内に本店、本店を置く事業者であること。複数のグループの場合は、県内事業者のみ、または県内事業者プラス県内に一定の常勤雇用従業員がいる支店がある県外事業者−などの要件が必要となる。
想定事業概要は、黒潮町は敷地約0・7fに出力規模0・6メガhの施設を建設。一般家庭150世帯分相当の年間発電量57万`h時を見込む。日高村は、敷地約2fに出力規模1・5メガhの施設を建設。一般家庭430世帯分相当の156万`h時を見込む。
同スキームでは、県、市町村、民間事業者の3者共同出資により発電事業会社を設立し、事業を進める。この事業により得られる配当を地域に最大限還流させることを目的としている。すでに安芸市妙見山で荒川電工など5社のグループを民間事業者として稼働開始に向けた準備を進めており、土佐町でも高知クリエイトなど4社のグループを候補者として選定した。佐川町でも公募受付は終わっており、9月下旬に候補者を決める方針。