建通新聞社四国
2013/08/27
【香川】丸亀市庁舎などの整備方針を年度内に
丸亀市は、耐震補強の必要な市役所本庁舎など、大手町周辺4施設6棟の整備の在り方を示す基本方針を2013年度中に策定することを市庁舎整備等特別委員会で明らかにした。
同事業は、12年度に実施した耐震診断調査の結果、市庁舎(本館、別館、西館)、市民会館、生涯学習センター、資料館について、震度6強の地震で崩壊、倒壊する危険性が判明した。
策定する基本方針の中では、各施設の必要性を検討し、存続施設については耐震補強または建て替えかを判断していく。また、施設の建て替えという選択では、候補地までを選定する方針。
市役所・本館は1964年に建設。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ6717平方b。市庁舎・別館は81年に建設。規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ2905平方b。市庁舎・西館は70年に建設。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て延べ836平方b。
市民会館は68年に建設。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建て延べ7052平方b。生涯学習センターは74年に建設。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ6559平方b。資料館は72年に建設。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建て延べ2168平方b。
同市では、4施設6棟を合わせた事業費として耐震改修で約21億円、建て替えで120億円程度とする工事費を試算している。