日本工業経済新聞社(茨城)
2013/08/27
【茨城】高萩市 秋山小北校舎改築へ 桜で解体設計
高萩市教育委員会は、秋山小学校北校舎(島名地内)の改築に向けて解体工事の実施設計を轄設計事務所(水戸市千波)に委託した。この設計をまとめた後、12月までには補正予算を計上し解体工事を発注したい考えだ。
秋山小の北校舎は、1960年(昭和35年)4月に建てられたRC造2階建て延床面積1206u。教室数は14。児童クラブ室としても使用されているが50年以上経過していることから建て替える。
現校舎の解体に向け、今月19日には指名10者による実施設計の委託入札(21日付に参加者)が開札され、桜設計事務所が税抜き115万円で落札。同者は70日で設計をまとめる。
この設計で工事費も積算し、12月までに補正予算として計上し、解体工事の発注を見込んでいる。
その後、新たな北校舎が建設されることになるが、規模は未確定としている。統計的に減少傾向にある生徒数と児童クラブとしての用途を勘案し、現校舎よりコンパクトな施設が建てられる見通し。