日本工業経済新聞社(群馬)
2013/08/26
【群馬】一本木平小井戸安中線で法面対策
県安中土木事務所は、安中市上後閑地内の一般県道一本木平小井戸安中線で、法面崩壊対策を実施するとともに待避所の設置を計画している。本年度は測量設計や用地調査を進めていき、来年度から用地買収、工事に着手したい考えだ。
同線は、長源寺川を渡す長源寺橋までの区間においては2車線での改良が完了しているが、長源寺へと通じる橋から北側の区間はW3〜4mの1車線道路となっている。
対象箇所はこの1車線区間のうち、特に法面が急傾斜になっているL70m区間とL135m区間の2カ所。通行の際に落石などの危険が伴うため、法面崩壊対策を講じて事故の未然防止を図る計画だ。落石防護柵の設置や法止擁壁工の設置などを検討している。
あわせて幅員が狭あいであることから、長源寺橋〜長源寺までの区間の数カ所で待避所の設置も検討していく。
測量設計・用地調査業務は都市開発設計(前橋市)に690万円で委託した。履行期限は12月10日。