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建通新聞社
2013/08/26

【大阪】日之出北阿波に 市営住宅建替設計で大阪市

大阪市都市整備局は、老朽化した市営住宅を建て替える計画で、日之出北住宅3・4号館と加島東住宅1号館の実施設計の受託者を簡易プロポーザルで選定した。受託者は日之出北住宅が阿波設計事務所(大阪市浪速区)、加島東住宅がニュージェック(大阪市北区)。工事発注は2014年度以降になるもよう。
 新住棟の規模や配置戸数など計画の詳細は明らかにしていないが、複数の既存住棟を1棟に集約高層化する形で建て替えるもよう。
 日之出北住宅は、現日之出住宅の1〜9号館を建て替えるもので、これまでに既存1〜6号館の6棟の解体撤去を完了。旧1・2号館東側の敷地に新住棟(日之出北)の1号館を建設。日之出北住宅2号館は旧住棟3〜6号館の跡地に完成させている。
 今回実施設計を行う日之出北住宅3・4号館については、旧7号館(鉄筋コンクリート造7階建て)を今後解体撤去し、その跡地を含む敷地に建設する計画。今後、住民説明を行った上で、建て替えを進めるとしている。
 旧住宅は全11号館(総延べ床面積2万8481平方b)からなり、1〜9号館を建て替え、10号館を全面改善、11号館を維持保全により活用していく方針が市営住宅ストック総合活用計画で示されている。場所は大阪市東淀川区西淡路1ノ6ノ2。
 加島東住宅1号館は、既存の1〜4号館(鉄筋コンクリート造5階建て)を建て替える計画の初弾事業となる。来秋ごろまでに実施設計を作成し、14年度以降での工事発注を目指す。場所は淀川区加島1ノ53ノ1。