日本工業経済新聞社(群馬)
2013/08/21
【群馬】1級管工事施工管理技術検定試験受験準備講習会
群馬県管工設備協同組合(串田紀之理事長)は、21日から群馬県公社総合ビルで1級管工事施工管理技術検定試験の受験準備講習会を開催している。講習会はきょう22日まで開かれ、7人が参加し難関試験合格に向けた対策を講じる。
冒頭、あいさつした岸久男副理事長は「管工事業界を含めて建設業界の課題は人材確保と技術・技能の育成強化。1級管工事施工管理技士は施工技術の指導的技術者として社会的にも高い評価を受けており、私たちにとっても重要な国家資格となっている。ぜひ、この講習を通じて全員が合格できるようお願いしたい」と呼びかけた。
講師はヤマト教育センターの河原田学也氏が務め、わかりやすい説明がなされた。受講者は真剣な表情で耳を傾け、試験合格に向けて最後の追い込みを図った。
管工事施工管理技術検定制度は、建設業法に基づき国土交通大臣指定機関が実施する国家試験。検定合格者は、所定の手続きによって国土交通大臣から技術検定合格証明書が交付され、1級・2級管工事施工管理技士の称号が与えられる。1級管工事施工管理技術検定試験の学科試験は9月1日、実地試験は12月1日に行われる。合格発表は学科試験が10月10日、実地試験は来年2月27日。