北海道建設新聞社
2013/08/12
【群馬】群建協前橋支部 前橋市と意見交換
群馬県建設業協会前橋支部(三原豊章支部長)は8日、前橋市と同支部建築・土木委員会技術部会との意見交換会をそれぞれ行った。午前中の建築委員会技術部会との意見交換会には、前橋市総務部の中島克人部長をはじめ、契約課、建築住宅課、建設監理課など建築に関連する所管課が出席し、日ごろからの疑問点などをやり取りした。
意見交換に先立ち中島部長は「市では地方都市経済の厳しい状況の中でありながら、重点施策などに集中した予算配分を行って、限られた財源の中で公共整備に取り組んでいる。工事成績評定の改正を行ったが、この機会を利用して忌憚のない意見をいただきたい」と活発な意見交換を呼びかけた。続いて同支部の立見丈夫副支部長が「われわれにとって直接お話しできる貴重な場となっている。政権が変わり仕事量が増え、職人不足や資材の高騰などの課題が出てきているが、当局のご理解とご協力を引き続きいただきたい。本日は『共感』を合い言葉にお互い相手の立場で会を進めていきたい」と話した。
交換会では工事検査結果における留意点について建設監理課から書類や出来形などの指摘事項やその対応について説明があったほか、協会側の意見要望に対する市の回答が報告された。その後は質疑応答を活発に行い、お互いの考えや疑問点などを共有した。
午後には土木委員会技術部会との意見交換会も開かれた。