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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/08/09

【群馬】道路整備促進期成同盟会群馬県協議会が総会開く

 県内の道路整備を促進するための道路財源の確保、道路予算の拡大などについて活動を行う道路整備促進期成同盟会群馬県協議会(会長・五十嵐清隆伊勢崎市長)の第34回通常総会が8日、前橋市内の群馬建設会館で開かれた。
 議事では2013年度の事業計画案や予算案のほか、地域が望む道路整備の促進に関する要望書が決議。国道17号上武道路や上信自動車道、東毛広域幹線道路など7つの交通軸に位置付けられた路線の整備促進および整備費の確保・拡充を強く求めた。
 同協議会は道路整備の促進を図ることを目的として設立された各期成同盟会で組織され、道路財源の確保や道路予算の拡充などに向けたさまざまな活動を行っている。
 冒頭、亀山豊文副会長(桐生市長)が「前年度に増して地域の声を中央へ訴えていく必要がある。関係機関と連携し、皆さま方からのご支援とご協力を賜りながら、各種活動を進めてまいりたい」とあいさつした。
 祝意に駆けつけた多数の来賓のうち、茂原璋男副知事、県議会産経土木常任委員会の星名建市委員長、笹川博義衆議院議員、上野宏史衆議院議員、国土交通省高崎河川国道事務所の信太啓貴所長がそれぞれ登壇。
 茂原副知事は「道路は極めて重要な社会資本であり、欠かすことのできないもの。真に必要な道路整備を促進するため、今後も会員の皆さまから尽力賜りたい」と求め、星名委員長も「協議会の皆さま方には引き続き、道路網の整備促進にご協力いただきたい」と呼びかけた。笹川衆議院議員は「この総会を契機に、皆さまの思いが具現化できるよう努めてまいる所存」と意気込み、上野衆議院議員も「道路網を機能させていくことで、群馬の潜在力がますます高まっていく。それが政治の役割であり、わたしの役割」と強調。信太所長は「皆さま方からのご支援、ご協力を賜りながら必要な道路整備を引き続き進めていく」と祝意を寄せた。
 その後、議事へと移り、昨年度の事業報告および決算報告、本年度の事業計画案などが審議され、いずれの議案も満場一致で承認された。
 また、本県が進める7つの交通軸ならびに地域間交通に欠かすことのできない県内の重要路線に対し、さらなる整備促進と予算の確保・拡充を求めた『地域が望む道路整備の促進に関する要望書』も決議された。