建通新聞社四国
2013/08/09
【徳島】美馬西部の火葬場、基本計画進む
美馬市とつるぎ町で構成する美馬西部共立火葬場組合(管理者・兼西茂つるぎ町長)は、つるぎ町貞光白村にある火葬場の移転整備を計画している。現在、火葬炉数や環境基準などを検討する基本計画を日本環境工学設計事務所(東京都千代田区)で進めている。履行期限は2014年3月。13年度には地域住民に対しての説明会を進め、14年度に実施設計を外注し、15年度に工事着手、16年度からの供用開始を目指している。
現施設は1971年建設で老朽化しており、山間部という立地条件から利便性が悪いため、同町貞光江ノ脇に移転を図るもの。新施設の詳細は基本計画で決定するが、規模は既存施設よりも大きくなり、火葬炉は現状と同じ3基となる見通し。既設規模は火葬施設が82平方b、待合施設が72平方b。
建設予定地はつるぎ町貞光江ノ脇の国道192号沿いの敷地(パチンコ店施設)約6600平方b。つるぎ町が14年度につるぎ町土地開発公社から取得する意向。