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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/08/07

【埼玉】東埼玉道路期成同盟会が自民党などへ要望

 東埼玉道路建設促進期成同盟会(会長=石川良三春日部市長)は1日、東埼玉道路の延伸について自民党本部、財務省、国土交通省を訪れ、要望活動を行った。
 石川会長は、「東埼玉道路と並行する国道4号は慢性的渋滞で金額にして年間78億円ほどの経済損失を出している。東埼玉道路の完成により物流の円滑化、渋滞緩和、地域経済への貢献が期待され早期完成を要望する」という趣旨の申し入れを行った。
 自民党の浜田靖一幹事長代理は「予算確保のため頑張る」と応じた。梶山弘志国土交通副大臣は「一般部を整備しており、当面は一般部を進めたい」と回答した。
 東埼玉道路は八潮市内の外環交差部を起点に、春日部市の国道16号に至る17・6km。所管の北首都国道事務所ではこれまでに、吉川市から春日部市の国道4号接続部までの8・7kmを整備している。
 今年度は、松伏・春日部地区での用地調査、吉川市内と越谷市内で用地取得を進めている。
 東埼玉道路建設促進期成同盟会は、春日部市、松伏町、吉川市、幸手市、八潮市、草加市、越谷市、杉戸町、茨城県五霞町の各市町村で構成している。
 当日は土屋代議士、三ツ林代議士、黄川田代議士も参加した。