静岡県交通基盤部は、2013年度の「優良建設工事等部長表彰」の受賞者を決定、1日に静岡市内で表彰式を行った。優良工事16件と優良技術者14人、安全工事4件、地域貢献4件の計38件の受賞者に長島郁夫部長が表彰状を手渡し、栄誉をたたえた。
長島部長は、地震・津波対策、「内陸のフロンティアを拓(ひら)く取組」を重点施策として示し、県の公共事業を進める上で、優れた技術力や安全管理能力が必要とした。さらに受賞者に対して「今後も技術の研さんや継承に取り組んでほしい」と訴えた。
今回の部長表彰受賞者のうち、加和太建設が施工した「国道136号函南三島バイパス伊豆縦貫自動車道関連受託事業工事(調整池その8)」(函南町間宮)が最高の成績評定点91点を得た。
同工事は、水密性が求められる調整池工事であって、コンクリートのひび割れ低減ネットや止水リングの使用とラッピング養生などの創意工夫を重ねて完成させたことが高く評価された。
(2013/8/2)
建通新聞社 静岡支社