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地方ニュース
建通新聞社（静岡）
2013/07/31
【静岡】県 （仮称）静浦１号トンネル工事 本年度内に発注へ
静岡県は、国道４１４号静浦バイパスの（仮称）静浦１号トンネル工事について、本年度中の発注と工事着手を目指す。29日の県議会６月定例会建設委員会で県当局が明らかにした。
国道４１４号静浦バイパスの区間は、伊豆の国市南江間～沼津市下香貫島郷間の延長７・９㌔。このうち、大平地区～下香貫地区の約２㌔を優先区間として事業を進めている。
（仮称）静浦１号トンネル（延長１１７７㍍）は、沼津市下香貫側から掘削に入る計画であり、現在、トンネル前後の地盤改良を行っている。下香貫側坑口付近の地盤改良が完了する本年度内の工事発注を予定している。トンネルの断面積は72・２平方㍍。トンネル詳細設計はパシフィックコンサルタンツ（静岡事務所・静岡市葵区）が担当。
この他、沼川新放水路建設については、最も事業効果の高い沼川から海岸までの約９００㍍区間を先行する計画で、河口部の詳細構造について「沼川新放水路環境・構造検討会」を設けて検討に着手。年度内をめどに、海岸侵食や放流口の閉塞など海岸環境に影響の少ない最適な構造を検討する。
また、２０１３年度からはＪＲから下流部の家屋移転の交渉を行い、このうち最下流部に位置する大規模工場の補償交渉を進めて早期移転を目指す。ＪＲに関係する区間については、設計をＪＲに委託するため協議を進め、年内に協定を結ぶ予定としている。
（2013/7/31）
建通新聞社 静岡支社
国道４１４号静浦バイパスの区間は、伊豆の国市南江間～沼津市下香貫島郷間の延長７・９㌔。このうち、大平地区～下香貫地区の約２㌔を優先区間として事業を進めている。
（仮称）静浦１号トンネル（延長１１７７㍍）は、沼津市下香貫側から掘削に入る計画であり、現在、トンネル前後の地盤改良を行っている。下香貫側坑口付近の地盤改良が完了する本年度内の工事発注を予定している。トンネルの断面積は72・２平方㍍。トンネル詳細設計はパシフィックコンサルタンツ（静岡事務所・静岡市葵区）が担当。
この他、沼川新放水路建設については、最も事業効果の高い沼川から海岸までの約９００㍍区間を先行する計画で、河口部の詳細構造について「沼川新放水路環境・構造検討会」を設けて検討に着手。年度内をめどに、海岸侵食や放流口の閉塞など海岸環境に影響の少ない最適な構造を検討する。
また、２０１３年度からはＪＲから下流部の家屋移転の交渉を行い、このうち最下流部に位置する大規模工場の補償交渉を進めて早期移転を目指す。ＪＲに関係する区間については、設計をＪＲに委託するため協議を進め、年内に協定を結ぶ予定としている。
（2013/7/31）
建通新聞社 静岡支社
