建通新聞社四国
2013/07/30
【香川】栗林小改築設計を久米・市原
高松市は、全面改築を行う栗林小学校の基本設計者を公募型プロポーザル方式で選定した結果、久米設計大阪支社(大阪市西区)・市原建築設計事務所(高松市)の共同企業体を最優秀提案者に特定した。業務委託料の上限額は3400万円。
計画では2013年度、14年度で基本・実施設計を実施、15年度から3カ年程度で既設校舎解体と新校舎建設、18年3月に新校舎の完成を目指す。仮設校舎については同校敷地内にプレハブ3階建て2棟約6000平方bを14年夏ごろ着工し、新校舎棟完成まで活用する
新施設の概要は、校舎棟約1万2000平方b、屋内運動場約1300平方b、プール(水面積)435平方b、放課後児童クラブ約280平方b、その他屋外便所、自転車置場、屋外倉庫、夜間照明、外構。施設整備の概算想定事業費は約50億円(仮設校舎含む)。
同校は約1200人の児童数を抱える県内最大のマンモス校。校舎などの老朽化対策として全面改築を計画。
既存校舎は鉄筋コンクリート造3階建て延べ3137平方bと延べ3521平方bの2棟。普通教室は31室、特殊教室が4室。屋内運動場が鉄筋コンクリート造2階建て延べ909平方b。場所は栗林町。校地は1・2f。