日本工業経済新聞社(群馬)
2013/07/29
【群馬】群馬県管工設備協同組合の第43回通常総会
群馬県管工設備協同組合(串田紀之理事長)は26日、前橋市のアニバーサリーコートラシーネで第43回通常総会を開催した。
設備五団体で実効性のある新たな共同事業を検討していくことやESCO・PFI・民活事業について情報交換を行うことなどを盛り込んだ事業計画を決議し、業界改革に向けた新たなビジョンづくりを強化していくことを打ち出した。
冒頭、あいさつに登壇した串田理事長は「昨年は日空衛関東支部連絡協議会があり、皆さまのおかげで成功裏に終わったが、どこの組合ももがいていると感じた。当組合からも来年の賀詞交歓会を中止して新たな事業をやろう、という考え方が出てきている。新しいビジョンを設定するのが私の役割。政権交代の恩恵がわれわれに来るのはしばらく後だと思うが、必ず風は来る。力を蓄えながら風にうまく乗れるよう全員で努力していきたい」と呼びかけた。
議事では本年度の事業計画案などを審議し、全議案が満場一致で承認された。本年度の取り組みには◇指定管理者制度などの情報把握に努め、取り組める方向付けを強化する◇公共施設ESCO事業についての検討委員会を立ち上げ、業界側としてメリットのある契約方法の立案を図る◇登録基幹技能者認定制度の意識拡大と活用推進を図り、人材の育成・確保と技術・技能の向上に努める◇適正価格での受注を推進し品質・安全と適正な施工体制の確保に努める−などを盛り込んだ。