建通新聞社
2013/07/26
【大阪】工事成績ランキング・優秀企業を公表
国土交通省近畿地方整備局は、過去2カ年(2011・12年度)に完成した土木工事と港湾空港工事の工事成績評定の結果を基に、企業の工事成績評定(平均点)ランキングを公表。土木関係は鹿島、五洋建設、大成建設、安部日鋼工業の4社が82点でトップとなり、港湾空港関係は不動テトラと東洋建設が81点で1位となった。
06年度から、工事を受注した企業の工事成績評定の平均点を算出し、ランキングを作成。同局発注工事で、11年4月1日〜13年3月31日に完成した工事の実績が3件以上あり、平均70点以上の企業が公表対象となる。
土木関係の対象工種は、▽土木▽アスファルト舗装▽鋼橋上部▽セメント・コンクリート舗装▽PC▽法面処理▽河川しゅんせつ▽グラウト▽杭打▽維持修繕−の10工種。港湾空港関係が、▽空港等土木▽港湾土木▽港湾等しゅんせつ▽空港等舗装▽港湾等鋼構造物−の5工種。
ランキングには土木関係197社、港湾空港関係12社が入った。
工事成績評定や行政処分などの審査の結果、土木関係12社を工事成績優秀企業に認定。7月25日に認定書(ゴールドカード)授与式を開き、鹿島など12社に伊藤英隆副局長が認定書を手渡した。
認定企業は、鹿島、安部日鋼工業、五洋建設、オリエンタル白石、協和道路、鹿島道路、桑原組、鴻池組、大喜建設、大豊建設、瀧上工業、ヤマト工業−の12社。
主に▽中間技術検査の減免▽総合評価方式での評価点の加算▽認定シール・ロゴマークの使用−が1年間認められる。