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建通新聞社四国
2013/07/26

【徳島】徳島南環状道路高架橋予備設計開始

 国土交通省徳島河川国道事務所は、一般国道192号徳島南環状道路のうち、仮称・大野インターチェンジ(IC)〜仮称・法花IC間の本線高架橋予備設計を開始した。委託先は四国建設コンサルタント(徳島市)。2014年2月28日までの履行期限で橋梁の型式検討などを進める。
 徳島南環状道路は徳島都市圏を環状に結ぶ延長約35`の徳島外環状道路の一部として国道192号と国道55号を接続し、徳島市内における交通混雑の緩和と交通安全の確保を目的とする国道192号バイパス(自動車専用道路)。計画延長は9・5`(基本幅員19・5b)で、これまでに徳島市の国府町観音寺から国府町延命までの区間2・6`と昨年完成した八万町橋北から八万町大野間(県道宮倉徳島線〜国道55号)の区間1・1`(いずれも側道部分)で供用を開始している。
 今回、昨年開通した区間を含む大野IC〜法花IC間約1・5`の本線部分の早期整備を図るため、予備設計に着手する。本線部分は高架構造(上り線・下り線独立型※暫定時片側交互)が基本だが、区間内ではJRや県道、市の都市計画道路などが多数交差するため、業務では、これらの条件を考慮し適切な橋梁の型式などを検討することにしている。
 同路線では今後、14年度に八万町橋北からさらに上八万町下中筋(仮称・大木IC)までの区間2・2`の開通(暫定供用)を予定し、本線整備を進めるほか、仮称・大木IC〜仮称・僧津山IC間の本線部分についても早期供用を目指して必要な調査設計、用地補償や橋梁整備を図ることにしている。