建通新聞社(岡山)
2013/07/22
【岡山】真庭産業団地へ立地 真庭バイオマス発電
集成材メーカー最大手の銘建工業や真庭市、真庭木材事業協同組合など9団体の官民共同出資により設立された真庭バイオマス発電(中島浩一郎社長)の真庭産業団地北1号地(真庭市目木、1万3481平方b、写真)への立地が決まった。県との協議が整ったもので、取得予定価格は1億0758万1332円。
計画では、同地に未利用の間伐材など9万d、製材端材など5万8000dを活用したストーカー方式の10MW規模の発電施設を建設する。建屋の規模は鉄骨造2階建て延べ約5000平方b。年間発電量は7920万kWhを見込んでいる。着工予定は2014年1月、15年4月の操業開始を予定している。
設計を大建設計(大阪市)で進めており、設計の完了を待って、秋ごろに国の事業認可手続きなどに入り、施工者を選定する予定。
年間売上予測は21億円。総事業費は41億4000万円を見込んでいる。なお、ボイラー、タービン設備はタクマ(兵庫県)に発注済み。