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日刊建設タイムズ社
2013/07/19

【千葉】新庁舎設置案が高評価/単独新設の場合は9・6億円/千葉市危機管理センター

  千葉市が昨年度、日本能率協会総合研究所に委託して行った危機管理センター基礎調査の報告書がまとまった。整備案に関しては、庁舎一体型で2案、庁舎分離型で2案の合わせて4案を比較検討した結果、庁舎一体型のうち新庁舎設置案の評価が最も高かった。また、2番目に評価が高かったのは、庁舎分離型のうち単独新設案だった。危機管理センターの整備は、同じく現在検討中の市役所本庁舎の整備のあり方にも左右されることから、庁内で調整を図りながら、来年度以降に策定する基本構想において、整備の方向性を明らかにしたい考え。
 基礎調査では、危機管理センターの主要機能として「市災害対策本部事務局支援機能」「情報収集機能」「情報伝達・発信機能」を挙げ、平常時は通常事務機能として担当事務室を置くほか、災害時には災害対策本部事務局、災害情報収集機能、災害情報伝達・発信機能、災対活動維持機能が必要だとして、災害対策本部会議室、オペレーションルーム、関係機関調整室、通信機器操作室、記者会見室、物資備蓄スペース、仮眠室・休憩室等を必要諸室とした。
 また、導入システムに関しては、情報収集機能及び情報伝達・発信機能に対応して、緊急通報管理・配信システム、被害情報管理・配信システム、被害者支援情報管理・配信システム、本部管理・職員対応管理システムを挙げた。k_times_comをフォローしましょう
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