トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2013/07/18

【大阪】泉ケ丘駅北エリア事業プロポ 府タウン管理

大阪府タウン管理財団は7月17日、泉ケ丘駅前地区(駅北エリア)活性化事業を行う民間事業者を公募型プロポーザル方式で選定するため、募集要項を公表した。提案書類は8月26日から9月9日まで受け付ける。最優秀提案者は10月中旬に決定する。
 同コンペでは、泉ケ丘駅前地区の駅北エリアで大阪府タウン管理財団が所有する土地約1万平方b・建物約6000平方bなどの資産を譲渡するに当たり、商業施設の活性化や利便性向上、公共的空間の環境整備を行う民間事業者を選定する。最低売却価格は3億9400万円。
 事業者は譲渡先選定審査委員会で、事業者から提案された事業計画と価格を総合的に評価し、最優秀提案者と次点者を選定。12月下旬の不動産売買契約書の締結を目指す。
 事業実施に当たっての主な条件は、▽泉北高速鉄道「泉ケ丘」駅への連絡通路との接続と歩行者の動線を維持▽現在の第2駐車場施設(151台)と同程度の収容規模と機能を維持▽泉北ニュータウンの地区としての機能と用途、役割を維持▽同地区の再生、活性化に協力し地域の発展に寄与▽譲渡対象資産の取得後、区分所有者と協議し建物の耐震性の確保に取り組む−など。
 譲渡対象資産は、市街地住宅ビル1−2、1−3棟(堺市南区竹城台1丁1ノ3他)が土地6366平方b、建物が3417平方b。第2駐車場ビル(同1丁1ノ4)が土地2156平方b、建物が2842平方bとなっている。
 市街地住宅ビルについては、譲渡対象資産の土地(コノミヤとの共有)と隣接するUR都市機構の土地に跨って建つ区分所有建物となっており、敷地所有者間で相互に賃貸借契約が締結されている。