建通新聞社四国
2013/07/16
【徳島】板野町給食センター造成設計に着手
板野町は、学校給食センターの建設を計画しており、計画地の地質調査・造成設計に着手した。委託先はエス・ビー・シー(美馬市)。遅くても8月早々には完了させる考え。建築設計は阿波設計事務所四国支店(徳島市)で10月末にも完了する運びで、今後、補正予算などで建設事業費を確保し、早期発注に備えていく計画だ。
計画地は犬伏地内の彩りの館駐車場ほか約2400平方b(測量面積は5000平方b)。アレルギー対応の設備を備え、約1500食を配給する施設を整備する。計画規模は鉄骨造平屋(一部2階建て)約1300平方b。
同町では、1970年から一部事務組合として板野郡西部学校給食組合を設立。上板町に給食センターを整備して小・中学校に給食を配給してきたが、施設と設備の老朽化や旧吉野町と旧土成町の合併・脱退などで組合が2015年度以降は上板町との2町になることから、在り方を検討した結果、組合方式でなく町単独での学校給食に切り替えることにした。目標期限とされる15年4月まで2年を割り込んでおり、早期の整備着手が期待されている。
今後は、造成・建築の発注方法について方針を庁内で決め、早期発注に備える考え。