建通新聞社四国
2013/07/16
【高知】大津BP車線増、7月末に設計公告
国土交通省土佐国道事務所は、交通安全事業として、国道32号の大津バイパス交差点での車線増設に新規着手するため、7月下旬までに設計を公告する。歩道などの整備では、国道33号のいの町の宇治川歩道と北山自歩道など5カ所で新設するため、用地買収を進めており、2014年度以降に工事着手する。
国道32号大津バイパス交差点では、南国インターチェンジから高知市方面への南向きで、交差点手前の小篭側道橋を中央側に拡幅し車線を増設。1車線しかない直進、左折レーンを2車線分確保する。設計で拡幅分の延長などを決めた後、14年度以降に着工する。
このほかの交差点改良では、国道33号日下橋交差点で日下橋を拡幅するため、橋台1基分の基礎工の開札を8月29日に行う。その後、14年度から16年度にかけ下部工を進め、17年度に上部工、18年度に舗装などを行う予定。橋長は36bで、全幅は現在の7・5bから13b(標準部)となる。両側に2・5bずつの歩道を設け、右折レーンも新設する。
いの町の宇治川橋歩道と北山自歩道は、国道33号の土佐電鉄軌道の北側に新設する。宇治川橋は、伊野商業高校付近の宇治川に架かる橋梁とその前後の延長100b、幅員2b。北山自歩道はサニーアクシスいの店やや西側の延長200b、幅員3・5b。
室戸市の吉良川歩道は、国道55号の吉良川大橋から東の川橋までの延長600bで、幅員2・5bの歩道を両側に新設する。
土佐市の東鴨地歩道は、国道56号の東鴨地地区の延長400bで、幅員2・5bの歩道を両側に設置。市野々歩道は、純真橋西側の延長700bで、幅員2・5bの歩道を両側にそれぞれ新設する。