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建通新聞社(静岡)
2013/07/10

【静岡】県 23カ所で事業着手準備制度を活用

 静岡県は、事業着手準備制度を活用した道路事業で2013年度に継続検討箇所11カ所と新規箇所12カ所の計23カ所を対象に、ワークショップなどを行い、地域の合意形成を図ることで事業着手を目指す。
 新規箇所は、道路拡幅工が仁科峠宇久須線(西伊豆町宇久須)など7カ所、歩道工が韮山伊豆長岡修善寺線(伊豆の国市谷戸)など4カ所、トンネルが袋井小笠線(掛川市入山瀬)の1カ所。継続検討箇所を含めて本年度に合意形成が整った事業は、県の事業着手検討会議で「事業着手」または「着手延期」を判断する。
 新規箇所は、道路拡幅工が下田土木管内の仁科峠宇久須線(西伊豆町宇久須)、沼津土木管内の田原野函南停車場線(函南町大竹)、伊東西伊豆線(伊豆市湯ケ島)、熱海土木管内の伊東川奈八幡野線(伊東市富戸)、島田土木管内の静岡朝比奈藤枝線(藤枝市岡部町宮島)、袋井土木管内の焼津森線(掛川市倉真)、掛川川根線(掛川市上西郷)。歩道工は、沼津土木管内の韮山伊豆長岡修善寺線(伊豆の国市谷戸)、沼津小山線(小山町生土)、国道414号(伊豆市下船原)、袋井土木管内の磐田天竜線(磐田市気賀東)。トンネルが袋井土木管内の袋井小笠線(掛川市入山瀬)となっている。
 事業着手準備制度は08年度からスタート。12年度までに60カ所で制度を活用し、45カ所の事業着手が決定している。また、4カ所については事業着手を延期することで、事業の選択と集中を行っている。同制度を活用することで事業着手前に時間をかけて地域ニーズを把握し、地元住民が計画づくりに参加することにより、事業化決定後から完成まで円滑に事業執行が可能となる。
 また、12年度に行った検討会議で事業着手が決まった道路改築事業8カ所、交通安全施設整備事業5カ所については、13年度に用地買収、測量・設計、工事着手などに入っていく。13カ所は、道路拡幅工が伊東西伊豆線(西伊豆町大沢里)、三島富士線(沼津市大岡)、修善寺天城湯ケ島線(伊豆市雲金)、吉沢金谷線(島田市神谷城)、蔵田島田線(島田市伊久美)、川根寸又峡線(川根本町)、吉田大東線(菊川市中内田)、磐田山梨線(袋井市沖山梨)。歩道工は、伊東西伊豆線(西伊豆町仁科)、高洲和田線(焼津市一色)、袋井小笠線(掛川市上土方)、交差点改良工は細江金谷線(牧之原市坂部)、国道150号(磐田市福田)となっている。
(2013/7/10)

建通新聞社 静岡支社