日本工業経済新聞社(群馬)
2013/07/09
【群馬】関越自動車道IC設置期成同盟会 総会で要望書
関越自動車道IC設置および関連道路建設促進期成同盟会(山本龍会長=前橋市長)は8日、本年度の定例総会を前橋市内の前橋テルサで開催し、本年度の事業計画案を含む5議案を審議したほか、県知事などへの要望書も総会終了後に提出した。
総会では2012年度の事業報告と収支決算報告、本年度の事業計画案および予算案、役員改選案も審議。役員改選では現体制の続投が決まった。
また、総会後に提出した要望書では県の大澤正明知事へ、駒寄スマートICの改修に合わせた一般県道南新井前橋線バイパス2期工区の整備および第3期工区の早期事業着手、上武道路全線開通に合わせた日輪寺工区の整備、大型車両も通行可能なSIC改修への協力支援を求めた。国土交通省高崎河川国道事務所の信太啓貴所長へはSIC改修への協力支援、SICの着実な改修整備のための財源確保を要望した。
さらに、東日本高速道路関東支社高崎管理事務所の能登谷英樹所長へはSIC改修への協力支援が記された要望書を手渡した。
続けて、県前橋土木事務所の荒巻清一所長が一般県道南新井前橋線の進捗状況を報告。荒巻所長は日輪寺工区、第2工区ともに用地買収へ移行することを説明し、さらに前橋市が駒寄SIC大型化改修スケジュールについて、年度内に連結許可申請を提出できるよう準備を進めていく旨を明かした。