日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/07/09
【埼玉】所沢市が公民館などにPPS切り替え拡大
所沢市は、東京電力の値上げによる財政負担の軽減を図るため、今年度新たに公民館、学校給食センター、教育センター、所沢図書館についても特定規模電気事業者(PPS)に切り替える。切り替え時期は9月1日を予定。2014年8月31日まで契約する。昨年度、小中学校の電力供給をPPSに切り替えており、2年連続の実施で、対象施設を増やす。
切り替えにあたり▽小中学校46校▽公民館・学校給食センター・教育センター▽所沢図書館――のグループに分け、それぞれ3社により入札を執行。小中学校と所沢図書館はエネット、公民館・学校給食センター・教育センターは伊藤忠エネクスと契約を締結する。
切り替えにより、市では約3400万円(約12%)の経費削減を試算している。