日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/07/09
【埼玉】初雁興業が第10回技術発表会を開催
初雁興業梶i本社・川越市、関根勇治社長)は6日、『第10回技術発表会』を本社会議室で開催した。社員と協力会である雁の会の会員合わせて約130人が参加した。
関根社長は、「我々の新技術である底泥資源化システムで、2件の受注ができた。技術が採用され、非常にうれしく思っている。過日、建設業協会でベトナムの高速道路の視察をした。日本のゼネコンの現場だったが、日本の技術が世界から注目されている。我々も負けないよう、技術の研鑽に努めていきたい。今日は実りある発表会にしたい」とあいさつした。
技術発表は、建設部の社員が土木3件、建築2件の合わせて5件行った。各現場における問題点、安全対策、創意工夫、苦労した点など発表し、質疑応答が行われた。
続いて技術研修が行われ、潟Vーティーエスの関口伸吾氏が「トータル情報化施工、TS出来形管理とマシンガイダンス」について講演した。その後斎藤衛専務から総評があり、それぞれの発表に対して意見、感想、ねぎらいの言葉が述べられた。
昼食休憩を挟んで、開催された研修会では、まず協力会社職長4人へ関根社長から感謝状が贈られた。
あいさつに立った雁の会の廣嶋正夫会長(亨A嶋建材社長)は「現場担当者のご苦労は計り知れないものがある。下請けの業者がひとつになり、協力して、工期内に仕事を仕上げ、事故・けがのないよう進めていきたい。そうすれば会社の評価も上がり、感謝状もいただける」と話した。
研修に移り、汲mAU建築デザインスタジオの浅古陽介氏が「近作をとおした3Dの活用と今後の役割について」、潟泣~ノーバジャパンの香月創星氏が「3D情報共有化・視覚化・資産化による新たなモノづくりの可能性」をテーマに講演した。