国土交通省がまとめた「地方公共団体が管理する道路橋梁の予防保全状況(2013年4月現在)」によると、静岡県内の市町の要修繕橋梁「修繕実施率」が2・6%にとどまり、全国市区町村平均5%の半分であることが分かった。
静岡県内の状況は、静岡県と政令2市が管理する橋梁は2235橋で、このうち2136橋を点検、実施率は95・6%、市町が管理する2225橋のうち2011橋を点検し、実施率は90・4%。
また、長寿命化修繕計画の策定状況は、県・政令市が2136橋、市町は1978橋で策定し、計画策定率は全体で92・2%となった。
点検、計画策定率が90%を超えた一方で、要修繕橋梁のうち修繕が終わった橋梁の割合「修繕実施率」は県・政令市が43・3%(261橋のうち113橋)、市町が2・6%(1253橋のうち33橋)にとどまった。
(2013/7/8)
建通新聞社 静岡支社