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建通新聞社(神奈川)
2013/07/05

【神奈川】横浜市 MM21地区の土地公募売却と対話調査、受け付け開始

 横浜市財政局は、みなとみらい(MM)21地区の55街区・56街区の4区画の開発事業者の公募を開始した。12月20日まで企画提案を受け付ける。2014年1〜2月に提案を審査し、3月に事業予定者を決める。また、公募と並行して民間事業者と「対話」を行い、新高島駅周辺街区への事業参入の意向や整備手法を聞くサウンディング型市場調査を行う。対話の実施は8月26〜30日。参加申し込みを7月31日〜8月22日に受け付ける。
 55街区は55―1街区(4000平方b)と55―2街区(3600平方b)の2区画。それぞれの開発案のほか、両街区の合計7600平方bを一体開発する提案も可能。
 56街区についても、56―1街区(3641平方b)と56―2街区(7022平方b)それぞれの開発案、または両街区合計1万0664平方bの一体開発の提案を受け付ける。
 価格は55街区(一体開発)が71億6501万0204円、56街区(一体開発)が91億9750万0893円。
 問い合わせ先は(社)横浜みなとみらい21。
 一方、事業者公募に先立つ対話(サウンディング型市場調査)の対象は、MM21地区の43街区、52街区、53街区、54街区、57街区、58街区、62街区と55・56街区。
 横浜エリアの不動産市況や環境の変化、MM21地区の立地評価、事業参入の意向、整備手法、資金調達計画などについて民間事業者と対話を行い、市場を把握。今後の公募事業を計画的に進める参考にする。
 対話に関する説明会を7月31日に開く。説明会の申し込みは30日まで。
 問い合わせ先は資産経営課。
 MM21地区については、「横浜市みなとみらい21地区スマートなまちづくり審議会」や「都心臨海部再生マスタープラン」を策定する中で、まちの在り方などを検討している。また横浜市は6月28日、観光庁の「グローバルMICE戦略都市」に選定されており、MM21地区の開発は、市の施策の一つとして重要度を増す。