日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/07/05
【埼玉】埼玉県電業協会が安全大会
埼玉県電業協会は3日、さいたま市南区の建産連研修センターで今年度の安全大会を開催した。大会には会員企業の工事部門責任者らを中心に会社役員らも数多く出席、企業をあげて労働災害防止に取り組む姿勢を再確認した。
冒頭、島村光正副会長があいさつに立ち「夏を迎えるにあたり熱中症にも気を配らなけれならないし、墜落転落災害など日頃から安全意識の高揚と安全活動定着を意識しながら作業に取り掛からなければならない。本日参加していただいた皆様が会社に戻り、中心となって安全を再認識し、災害防止に取り組んでいただきたい」と、全社を挙げて労働安全に取り組むきっかけとして欲しい、と呼び掛けた。
埼玉労働局の星野定美健康安全課長があいさつ(古小高収・事故防止対策委員会委員長代読)。「電業協会の方々においては、墜落・転落防止、感電防止、熱中症の3つの防止対策をしっかりと立てていただき、労働者が安心して働くことが出来る職場環境の確保をお願いしたい」とゼロ災害を呼び掛けた。
安全講和では、富士火災海上保険の斎藤孝行氏が「労働災害の現状〜災害の原因分析と安全対策〜」と題し動画を用いながら、4つの企業責任や公衆災害などついて約1時間にわたり解説した。
最後に今年の全国安全週間スローガンを唱和し、県電業協会安全大会の幕を閉じた。