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日本工業経済新聞社(茨城)
2013/06/27

【茨城】水戸市入札 土木・建築も1000万円以上に

 水戸市は、土木一式工事と建築一式工事の一般競争入札の対象金額を1000万円以上に拡大し、7月1日以後の公告、指名から適用する。また、1億5000万円以上の工事と総合評価方式による工事は、郵便入札から電子入札へ移行する。

 一般競争入札では、現在の土木・建築の2000万円以上で適用していたものを1000万円に拡大する。これにより、1000万円以上の全工種が一般競争入札となる。指名競争入札の工事については段階的に拡大検討していく。
 担当課によると、一般競争入札の発注件数は全体の約50%を見込み、金額ベースでは90%程度となるもよう。
 郵便入札については、透明性の確保やペーパーレス化により事務の軽減化を図るため廃止し、電子入札に移行する。
 このほか、格付工種の区分点数(総合数値)を変更。改正の主なものでは、建築一式工事について、Aを760点以上、Bを640点以上760点未満、Cを640点未満とする。Aの市内登録業者数は46者、市外登録業者数は216者。Bの市内は19者、市外は63者。Cの市内は18者、市外は46者。
 電気工事は、Aが750点以上、Bが670点以上750点未満、Cが670点未満。水道施設工事はAが700点以上、Bが700点未満。
 なお、土木一式工事と管工事、舗装工事は変更しない。