建通新聞社
2013/06/21
【大阪】2〜3期で5棟260戸 豊中新千里東建替
大阪府住宅まちづくり部は、府営豊中新千里東住宅の建て替えについて、2〜3期事業として新住棟5棟260戸の建設に着手する方針。今後、2013年度末までに基本設計を作成し、14年度に実施設計、15年度に着工するスケジュールを組んでいる。
同住宅は、昭和40年代に建設された住棟全21棟からなり、民活プロジェクト(PFI)による1期事業で、既存の8棟を3棟に集約。今後の2〜3期事業で残る13棟を5棟に集約し建て替える。場所は豊中市新千里東3ノ3。
基本設計は公告済みで、7月1日の開札を予定。14年3月14日の納期で、新住棟、自転車置き場、駐車場、ポンプ室・電気室棟、ごみ置き場、雨水貯留槽、擁壁、外構の設計を一括して行う。
新住棟の規模は、鉄筋コンクリート造7〜13階建てによる5棟260戸を想定。2期で施工する棟数は今後検討するとしている。
1期事業はPFIにより長谷工コーポレーショングループが施工を担当。府営住宅用地と活用用地に合計3棟・延べ約5万2000平方bの共同住宅を完成させている。2〜3期事業でPFIは行わない。