日本工業経済新聞社(群馬)
2013/06/19
【群馬】前橋建設協会が総会開く
前橋建設協会(永井恒会長)は18日、前橋テルサで本年度の総会を開催した。当日は会員ら32人が出席し、2012年度の事業報告や本年度の事業計画案などを慎重に審議した。
開会ののち、永井会長が「先般、前橋市へ発注基準額の引き上げや協会員優先の指名などの陳情へ行き、了解してもらったということで認識している。本年度も皆さまには各事業のご協力を得て進めていきたいと考えており、総会では慎重審議をお願いしたい」と呼びかけた。
議事へ移り12年度事業報告および収支決算報告、本年度事業計画案などが審議。いずれの議案も多数の拍手で承認された。本年度は8月にまえばし道路フェアへの参加、9月に前橋市総合防災訓練への参加、10月にクリーン作戦や研修旅行などを予定している。
総会後に開かれた懇話会には、前橋市の山本龍市長も駆けつけた。
懇話会の冒頭、永井会長は「前橋市さんには早期発注をしていただき、工事を受注している会員も多い。懇親会ではさまざまな会話を交わし、コミュニケーションを図ってもらえれば」とあいさつ。
続く、山本市長は「関越道と北関東自動車道をパスする上武国道の工事費に国が満額以上を用意したと聞く。田口までのL3・5qは2年以内で貫通する予定で、加えて駒寄インターから日輪寺までの道路は平成30年までに全線開通とのこと。日赤もようやく農水省が許可を出したとのことで、さらに前橋南部拠点の開発も進んでいく。前橋は今追い風。人口増加社会に向かっていくのではないかと考えている」と今の前橋情勢を説明した。