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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/06/18

【群馬】公共工事発注機関労働災害防止連絡会議開く

 厚生労働省群馬労働局は17日、前橋市内の群馬県公社総合ビルで本年度の公共工事発注機関労働災害防止連絡会議を開催した。当日は県、国土交通省高崎河川国道事務所、利根川水系砂防事務所、八ッ場ダム工事事務所の職員が出席。労働災害の撲滅に向け、関係機関が情報を共有した。
 冒頭、群馬労働局の改田良秋労働基準部長が「建設業を取り巻く環境は厳しいものがあるが、本年度はアベノミクスで全国的に工事量が多く、群馬県では前年度の1・5倍もの予算と聞いている。こういった中、現場では人不足や経験不足が安全管理に支障を来す恐れもある。労働災害の防止に万全を期すためには行政機関が一体となって総合的に取り組んでいく必要があり、本日はしっかりと連携しつつ情報共有を図ってまいりたい」とあいさつ。続けて、県契約検査課の千吉良功次長も「これから議題の中で労働災害防止対策など詳細な説明があるが、関係機関が連携し、この協議会を通じて無事故無災害を目指してまいりたい」と述べた。
 その後、群馬労働局が建設業における労働災害の現状や建設現場に対する一斉監督の実施結果、労働災害防止対策などについて説明。休憩を挟み、各発注機関が取り組んでいる労働災害防止対策を発表した。