日本工業経済新聞社(群馬)
2013/06/14
【群馬】群水連は新会長に諏訪氏を選出
群馬県水道工事業組合連合会は13日、ホテルメトロポリタン高崎で第36回通常総会を開催した。役員改選議案などを審議し、田中敏正会長が顧問に退き、諏訪隆志氏を新会長に選出した。田中氏は顧問に就く。
冒頭、田中会長は「厚生労働省が水道事業の広域化を全国的に進めている。施設の老朽化が各地区で進み、修理や耐震化、建て替え、石綿の布設替えなど莫大な費用がかかる。コストダウンを図るための広域化だと思う。われわれの受注チャンスも増えてくると思う。各地区の組合と事業体がますます連携するのが肝要だ。群馬の水を守っているという強い自信と責任を持って日常業務に励むことが大事。また、災害があった際の準備や訓練を各組合で実行し、他県で万一災害が発生したら真っ先に応援に馳せ参じられるようにしていきたい」とあいさつした。
総会では全議案が満場一致で承認された。本年度事業計画としては、各水道事業体や関係行政機関との協力を深め、情報交換や技術資料の提供に努めていくため◇水道施工技術、技能向上のための情報提供および講習会などの実施◇安全衛生・安全作業向上、各種勉強会への積極参加◇官公需的確組合取得への取り組みの強化◇行政機関による指導への協力と情報交換◇市町村との「災害応援業務協定締結」の促進とさらなる協定内容の充実に対する検討並びに支援◇情報の共有化活動の推進−などを盛り込んだ。新たに選出された諏訪会長は「若さとフットワークを生かして頑張るので皆さまの協力をお願いしたい」と呼びかけた。
また、これまでの組合活動に対する多大な貢献を称え、櫻井清一氏と熊井戸孝治氏にそれぞれ感謝状と記念品が贈呈された。
新役員は次の通り(敬称略)。
◇顧問=田中敏正(トーカイ)
◇会長=諏訪隆志(シノハラゼネラル)
◇副会長=湯浅均(ミヤケ工業)◇星野正夫(星野管工)◇川端護(中央水道)◇石原正好(石原設備)
◇理事=串田紀之(クシダ工業)◇小林義博(小林水道設備)◇竹井理(竹井設備)◇渋谷光雄(渋谷設備)◇今井俊男(イマイポンプ)◇篠原敏充(篠原設備)
◇監事=田中義則(タナカ設備工事)◇柏瀬稔(キンケン)