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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/06/13

【群馬】県住宅公社の元総社賃貸住宅の落成式が盛大挙行

 群馬県住宅供給公社(林宣夫理事長)が前橋市内で建設を進めていた元総社公社賃貸住宅が完成し、12日には現地で落成式が盛大に挙行された。
 当日は県県土整備部の笹森秀樹部長をはじめとする県幹部のほか、県議会からは久保田順一郎議長ら多数の県議が臨席。さらには、多くの地域住民も参加するなど、公社初となる次世代型多機能住宅の完成を祝った。
 式辞に立った林理事長は「この施設は多機能型賃貸住宅として1階に保育園、デイサービスセンター、コレクティブハウスを、2階と3階にはサービス付き高齢者向け住宅を持つ複合的な建物。少子高齢化が進み、高齢単身者や高齢夫婦世帯、さらには介護を必要とする方々が急増する中、高齢者の皆さんが生活支援や介護・看護サービスの提供を受け、安心して日々の生活ができる場となっている。また、少子化時代の子育て世帯を支援する施設として保育園を、そして公的住宅として公社初となるコレクティブ型賃貸住宅を開設した。完成した建物・施設が今後、地域や多くの県民の皆さまに愛され、活用していただけるよう、公社役職員が一丸となって努力してまいりたい」とあいさつした。
 公社の岡田孝義参事から建設工事経過報告が行われ、続けて多数の来賓を代表して笹森部長と久保田議長が登壇。笹森部長は「この施設が核となり、地元に愛され活用され、群馬の住まい方の先進事例となることを祈念する」と述べ、久保田議長も「この多機能型住宅が先進的な役割を果たし、県民福祉の増進、地域の活性化につながることを期待したい」と祝意を寄せた。
 公社の横山節夫専務理事が多くの来賓を紹介したのち、林理事長や笹森部長、久保田議長、星名建市県議、保育園の園児らがくす玉を開披。
 閉式後には建物内部の見学会、さらには地元住民を招いたバーベキューが催されるなど地域全体で施設の落成を祝った。
 元総社公社賃貸住宅は、前橋市元総社町字弥勒1213−2に建設。公社初の次世代型多機能住宅となり、1階には社会福祉法人菊水会が運営する『しゃか保育園』の分園と介護事業を展開するエムダブルエス日高のデイサービスが入居するほか、県内初となるコレクティブハウスも併設。2階、3階はサービス付き高齢者向け賃貸住宅となっている。施設規模はRC造3階建て・延べ床面積4485u。