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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/06/12

【埼玉】熊谷市建設業協会が13年度定時総会を開催

 熊谷市建設業協会(小川善司会長=大和建設代表取締役)は5月28日、2013年度(第39回)定時総会を熊谷市内のホテルガーデンパレスで開催した。
 議事審議を前に小川会長は「13年度を迎え、政権も変わり建設業全体に対する政策は大きく転換しました。公共投資と共にデフレ経済の脱却も含めて、今こそ建設業の活躍が求められていると考えます。しかし建設業は長く続いた冬の時代により建設業者の体力は衰え、危機的な経営環境にさらされております。行政には衰えた体力を早期に回復できるように再生、発展に向けた『適正な価格による契約の推進』、『地域を守る建設事業者の適正な評価と育成』を重点に入札・契約制度の改善に取り組んでいただくことを望んでおります」と呼びかけ、さらに「協会として、若者が魅力を感じて働ける環境作りを推進していくことが求められております。また自然災害発生時の応急対策と復旧のために市との防災協定を締結する予定にしております。我々が一致団結して多くの課題に取り組み、建設業の発展と地域社会への貢献のため努力してまいります。皆様のご協力をお願いします」とあいさつした。
 議事は小川会長を議長に進行。12年度事業報告、同収支決算報告ならびに監査報告、13年度事業計画(案)、および同収支予算(案)が上程され、慎重・審議を経てすべてが可決・承認された。
 休憩を挟み、富岡清市長の特別講演へと移った。
 この中で富岡市長は、あらかじめ配布した「13年度予算の概要」を基に説明を行った。それによると「建設業関連では、スポーツ・文化村の整備を進めており、第1期の工事を行い、10月1日オープンの予定です。この工事は第3期まであります。補正予算を活用し、桜木小、熊谷西小、佐谷田小の屋内運動場を建設します。14年度の計画ですが、久下小、奈良小、星宮小3校の屋内運動場の建設を予定しており、今年度は地質調査ならびに設計を行います。また19年、日本で開催されるラグビーワールドカップの試合会場を熊谷スポーツ文化公園ラグビー場へ招致するための事業に取り組みます」と主だった事業について話した。
 そして「皆様からのご意見、ご提案を真摯に受け止め、一つひとつの施策を着実に進めてまいりますので、変わらぬご支援をよろしくお願いいたします」と締めくくった。