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建通新聞社四国
2013/06/05

【徳島】徳島市が2013年度格付け公表

 徳島市は、1日付で2013年度の競争参加資格を認めた市内・市外業者について、工事種類別ごとに格付けした。このうち市内業者では、土木一式工事(土木)300者に対して特AからD等級、建築一式工事(建築)133者に対して特AからC等級にそれぞれ格付けした。格付けにおける最終数値の高い順(別表)では、土木、建築とも12年度に続き、姫野組がトップ。また、土木では品山組、建築では島出建築事務所が特A入りを果たした。
 各工種の格付けについては、格付け点数(最終数値)のほか、技術者要件や完工高要件を満たした上で選定しているが、この等級別格付け基準について、13年度から@防災協定の締結を評価項目に追加A技術者に対する加算点数の変更B土木と建築のA級とB級に区分されるための技術者職員数と完成工事高の条件緩和C土木のA級業者数の変更―を行っている。
 この結果、土木では、格付点数の高い順に上位30者を特A級に、次位40者(12年までは30者)をA級に、その次位80者をB級に、その次位160者をC級に格付け。ただ、要件を満たす企業が一定数に止まったため、特A級は20者(前年度比1者減)、A級は31者(同比7者増)、B級は49者(同比7者増)、C級は113者(同比21者減)となった。
 特A級の格付け点数は、1019点以上で、前年度の1004点から15点上がっている。このほかA級は786点以上(前年度比10点増)、B級は531点以上(同比69点減)、C級は436点以上(同比21点増)となった。登録業者数の推移をみると11年度は309者、12年度は304者、そして13年度は300者と、減少傾向にある。
 一方、建築も同様に上位30者を特A級とし、その次位30者をA級、その次位40者をB級に格付け。要件などにより、特A級は18者(前年度比1者減)、格付点数は742点以上(前年度比123点減)、A級は13者(同比増減なし)、格付点数は741点以上(同比7点減)、B級は12者(同比3者増)、格付点数は655点以上(同比12点減)となった。また、登録業者数も11、12年度は137者と横ばいだったが、13年度は133者と、こちらも減少傾向となっている。