日本工業経済新聞社(茨城)
2013/06/01
【茨城】日立市 あんず通り2件、近く改良工 大学通りも順次
日立市道路建設課は、市道4917号線(通称・あんず通り、多賀町)の道路改良工事を本年度に行う。延長約860mを2工区に分けて近く一般土木Aクラスで指名競争入札を行う方針だ。これに続いて市道24号線(通称・大学通り、多賀町)の道路改良工事3件も順次発注される。
工事は3月末に専決された前年度の補正予算(国の大型補正に基づく予算)を活用しつつ、多賀地区の旧まちづくり交付金事業の計画に沿って行われるもの(多賀地区整備事業)。
あんず通りは、多賀駅から北へ向かう大学通りと並行して走る路線。国道6号も並行しており、大学通りと国道6号のちょうど中間に位置する。県道多賀停車場線(通称・よかっぺ通り)から女性センターにかけての延長約860m。
この延長を2工区に分けて、車道の舗装打ち換えと歩道整備を行う。車道9m、両側歩道の全体幅員16m。工期にそれぞれ約6カ月を見込む。
この工事に続いて、大学通りの道路改良工事も計画。多賀町の延長約120mを第1四半期に発注し工期約4カ月で行うほか、第2四半期には多賀町の延長約350mを4カ月、多賀町から鮎川町の約500mを5カ月でそれぞれ発注する。
なお3月末専決の補正予算では、多賀地区整備事業に4億3500万円を計上。内訳は道路測量調査委託費1600万円、道路改良工事費4億1900万円。