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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/05/28

【埼玉】コンクリクラック・デジタル調査協会が総会

 コンクリートクラック・デジタル調査協会は17日、東天紅JACK大宮で2013年度定期総会を開き、事業報告・決算および事業計画・予算を承認、可決した。総会終了後には研修会へと移行し、外壁診断システムの基本、異業種とのコラボレート、市場開拓などについて勉強した。
 議事に先立ちあいさつに立った鈴田敏博代表幹事は「我々がやっていることが重要視されている手法であることは間違いない。そして今後期待できる業界であり、経営を支える柱にも成り得る可能性を秘めている。都は400棟以上の調査案件を発注する計画のようだ。多くの方にこの調査業界に参入していただき、互いに切磋琢磨することで業界が発展し市場が拡大していく」と多くの企業の参入を歓迎する考えを示している。
 議事は上程された全議案を承認・可決。そのほか協会としての営業先、支援先、顧問からの紹介先などが報告された。また協会では四半期ごとに市場開拓や技術向上、情報共有を目指し、営業戦略会議を開くことを確認した。
 総会終了後、研修会へと移行。関西工事測量鰍フ生川氏が、外壁診断システムの基本と発展性や海外進出の状況などについて説明。続いて潟Gスピー研の野口氏、行政書士服部事務所の服部氏らがそれぞれコラボレーションの可能性などを解説した。