県は、新「千葉県総合計画」原案をまとめた。東日本大震災や人口減少、少子高齢化など社会状況の変化を踏まえた新たな総合計画を策定するもので、24日からパブリックコメントを開始するとともに、学識経験者や市町村長からの意見を聞くための「千葉県総合計画策定懇談会」を設置し、今月29日に千葉市内の京葉銀行文化プラザで初会合を開く。
新総合計画は基本構想と実施計画の2編で構成し、基本構想はおおむね10年、実施計画は本年度から2016年度までの4か年を計画期間とする。実施計画は、重点的に取り組む政策・施策を盛り込み、森田県政2期目の政策指針となる。
今後の策定スケジュールはパブコメの後、8月下旬までに案をまとめ、9月議会に計画案を提案し、議会の承認を経て決定する。