日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/05/27
【埼玉】県大里農林が玉作橋と津田橋の補強工事へ
県大里農林振興センターは、熊谷市玉作〜津田の大里比企広域農道・玉作橋と津田橋の耐震補強事業を計画。初弾として、玉作橋の橋脚補強工事を9月ごろに発注する予定。実施設計は、2橋とも共和コンサルタント(さいたま市、電話048−829−2401)が2012年度に実施。
補強工事は、2橋の上部工および玉作橋の橋脚2基について計画。玉作橋の橋脚は河川敷にあるため、秋の渇水期からの工事となる。落橋防止装置は、玉作橋に6支承線、津田橋で2支承線について設置する予定で、全体の工期は16年度までの4カ年。
大里比企広域農道の玉作橋は和田吉野川、津田橋は通殿川を渡河する橋梁。2橋の間隔が20mと近接しているため、耐震補強等の実施設計を一括で委託した。
玉作橋は橋長66・6m、幅8・3m。上部工は鋼3径間連続非合成T桁橋で、下部工は逆T式橋台と壁式小判型橋脚(2基)。津田橋は橋長23m、幅8・3m。上部工は鋼単純非合成T桁橋で、下部工は逆T式橋台。