日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/05/21
【埼玉】新座市が新座中大規模改修工を14年度発注
新座市は2014年度に新座中学校(野火止2−4−1)校舎の大規模改修工事を建築・電気設備・機械設備の3分離で発注する見通しを示した。設計は29日に14年3月31日納期で委託。事前公表予定価格は1383万600円。校舎の規模はRC造3階建て、延べ床面積7056u。
校舎は1966年に建築した教室棟と、1968年増築の特別教室棟で構成。両棟はエキスパンションジョイントで接続している。老朽化に対応するため、全面的な大規模改修を計画。
内装は壁・床の張替え、サッシの交換などを予定。外壁はクラックの補修、塗装塗り替えを計画。屋上は防水改修を行う。トイレを除く給排水設備について、設計で老朽化の状態を確認し、必要に応じて改修する。放送設備・照明設備は更新する。照明設備はLED化も視野。建物の過重耐性を設計で確認し、屋上への太陽光発電設備設置を検討する。
なお、すでに改修を終えているトイレ、改修工事中の屋内運動場は対象になっていない。また、給食室の改修は今後、発注する予定。