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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/05/17

【埼玉】春日部市が10月にも庁舎付帯施設解体工発注

 春日部市は、新病院関連庁舎整備事業の一環として庁舎敷地内建築物の解体、改修工事を予定しており、今年度と14年度の2カ年で各施設ごとに発注して順次進める予定。今年度の工事は、10月発注予定の駐輪場解体・移設工事、印刷室の一部解体・補修工事。工期は2014年3月。発注方法は制限付一般競争入札を予定し、当初予算で工事費5026万6000円を確保している。
 解体工事の対象は▽第1プレハブ庁舎=軽量S造2階建て、延べ床334u▽第2プレハブ庁舎=軽量S造2階建て、延べ床654u▽駐輪場(4カ所)=S造平屋、延べ床215u。改修工事対象が▽立体駐車場=S造(自走式駐車場1層2段式)、延べ床2099u▽事務室および車庫=S造平屋、延べ床209u▽分析室=S造2階建て、延べ床86u。
 同工事に向けた実施設計を30日、事後審査型一般競争で委託する。予定価格は400万円。納期は14年1月31日を予定。
 同事業は、新病院建設に伴い外周道路の拡幅など整備のため、庁舎敷地内施設のセットバックが必要となり、解体や改修を行うもの。第1・2プレハブ庁舎の解体工事ほか立体駐車場、事務室および車庫、分析室の改修工事は14年度早期、または早ければ3月補正で予算を確保し、年度内の発注を見込んでいる。